「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命

| Title | Outline |
|---|---|
| Author | 金川 顕教 |
| Published | 2020/12 |
| Read | 2021/8 |
一行まとめ
読書とは義務ではなく、何かを学ぼう・始めようという人のための権利である。
要約
- 高所得者の多くは読書家であり、読書によって培った力を先見力につなげている
- 「思考の軸」を鍛えるために同じジャンルの本を4冊買い、それぞれ違う方法で4回読む。これはビジネスにも生かすことができる。
- 学習効果を高めるために、アウトプットする際は相手の立場や職業にからめつつ、自分の主張を織り交ぜて合計3回実施し、1回あたり10分で話す。
はじめに
読書法の特徴
- 1冊の本をそれぞれ違う方法で4回読む
- 1冊の20%を読むことで本全体の80%を理解する
- 読んだ本の内容を誰かに伝える「アウトプット」を重視する
第1章 読んだ本の感想を10分で話せますか?
高所得者の多くは読書家である
- アメリカの「Business Management Degree」による大富豪を含む富裕層と年収3万ドル(約300万円前後)以下の層の読書傾向
- 1日30分以上ビジネス書などを読む
- 富裕層:88%
- 年収300万以下層:2%
- 読書家である
- 富裕層:86%
- 年収300万以下層:26%
- 移動時間にオーディオブックを聴いている
- 富裕層:63%
- 年収300万以下層:5%
- 1日30分以上ビジネス書などを読む
- 雑誌「PRESIDENT」が掲載した2012年の調査「月に4冊以上本を読む人」の年収
- 年収1,500万円台:34.6%
- 年収500万円台:17.0%
読書によって培った力は先見力につながる
- 情報をつかみ、先を読む力があれば、いち早く起こりうる変化を予測して対応することができる
読んだ本の内容を一言で言えないと意味はない
- 本を読むときは、常に著者が言いたいことは何なのか。端的に言えるよう、意識して読む
- 著者の主張は「はじめに」「おわりに」で書かれていることが多い
読んで得た知識をもとに「思考の軸」を鍛えることを心がける
- 読書によって得た知識と、自分の思考は別物である
- 肝心なのは知識をもとに「思考」することだ
読書のメリット
- 成功と失敗の事前学習ができる
- ポジティブな言葉をたくさん浴びられる
- 今の時代に必要な「思考の軸」を鍛えられる
- たくさんの「知識」や「情報」に接した際、それらを判断し、自分なりに解釈する力が「思考の軸」である
- 大切なのは知識量ではなく、その知識を使って、何をどう考えるかだ
- 周囲に勉強家のイメージを与えられる
101%の努力を継続すれば1年で大幅に成長できる
楽天三木谷オーナーの「101%の法則」
| 数式 | 概要 |
|---|---|
| 101%達成した人は 1.01365 = 約37.78 | コツコツ頑張れば大きな力となる |
| 99%達成した人は 0.99365 = 約0.025 | 少しずつサボれば目標から遠のく |
| 101% と 99% 達成した人の差は 37.78 ÷ 0.025 | 結果的に 両者の差は1年で「約1,511倍」 にまで開く |
第2章 結果が変わる読書術 インプット編
同じジャンルの本を繰り返し読む
- エビングハウスの忘却曲線を意識して、同じジャンルの本を繰り返し読むことで効率よく記憶できる
- 本当に身につく読書術は、本を購入する段階から始まる。どのような本を購入するのか、がほんの理解や記憶に関連してくる。
- 自分の「思考の軸」を鍛えるために最適な本を選ぶための第一歩は同一ジャンルの本を4冊買うことだ。
- ジャンル例
- ビジネス、お金
- メンタル、自己啓発
- 伝える力(文章力、話す技術)
- 人間関係(上司、部下、リーダーシップ)
- 会計、税金
- 時間術、効率化
- 勉強法、読書法
- 食事、健康、睡眠、運動、コンディション管理
- 家族、恋愛、子育て
- ジャンル例
- 同時並行で読んだほうが記憶に残るし、偏った意見を見抜くことができる。
- エビングハウスの忘却曲線
- エビングハウスの忘却曲線
1冊を「予測読み」「断捨離読み」「記者読み」「要約読み」の4ステップで読む
予測読み
- カバーや帯、著者紹介などで本の内容を予測する
- 読む前にどんなことが書かれているのか、「分け読み」「つなげ読み」「調べ読み」の方法を使って意識する
断捨離読み
- 一通り本をめくっていき、気になるところ、目に止まったところにマーキングしていく
- 80%を捨てて、20%の重要部分を残す。はじめに、おわりにで問題提起と解決策を確認し、著者の主張を把握する。
- 「しかし」「実は」に注目する。この言葉が出てきたあとに一番言いたい本質的なことが書かれていることが多い。
記者読み
- 断捨離読みでマーキングしたところを熟読していく
- なぜ著者はそのような主張をするのか、自分はそれについてどう思うのかなど、質問と議論を徹底的に繰り返しながら読む
- 議論が進めやすくなるであろう7つの質問
- 問題提起はなにか
- 問題提起に対する解決策はなにか
- 何を学びたいのか
- それを学んで、自分はどうなりたいのか。どのような成果、結果をほしいのか
- 他の本との共通点、相違点は何か
- 著者が伝えたいことを3つに絞ると何か
- 本を振り返って、1番自分に刺さった箇所はどこか
- ①〜②は本の中に解答がある
- ③〜⑤は本の中に答えはない
- ⑥〜⑦は要約読読みにも生かされる
要約読み
- アウトプットを意識して、著者が伝えたいことをまとめながら全体像をつかんでいく
- ポイントを3〜5項目に絞り、ナンバリングする
- 正解はなく、人によって答えが異なって良い
- 人に伝えたいのはどの項目か
本を選ぶポイント
- 売れている本
- 直感
- 名著は読まない
2W1Hを意識して読む
- What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)
第3章 鍛えた思考の軸はビジネスに効く!
- 思考の軸を鍛えることによって、あらゆる視点で物事を見ることができるようになる。それはビジネスシーンにも役立つ。
- 予測読み:少ない情報から多面的に物事を捉える能力が身につく
- 断捨離読み:優先順位を的確に判断する力が身につく
- 記者読み:思い違いや見落としなどを防ぐ力が身につく
- 要約読み:全体を見て大切なことを判断する力が養われる
- 方程式 & チャンク化は問題解決能力を飛躍的に高める
第4章 成果に結びつく読書術 アウトプット編
- アウトプットは最も学習効果の高い勉強法のひとつ
- 読書会などを主催し、定期的に自分の意見を発表する場を作ってしまうのがおすすめ
- ラーニングピラミッドによれば、誰かに教えることによって記憶率は90%まで上がる
- 学習方法と平均学習定着率の関係を示すもの

- アウトプットは合計3回で1回10分で話す
- 経験則として、人が集中して話を聞いてられるのは10分くらい
- 人にわかりやすく説明をするためには、3回は同じ内容を話してブラッシュアップする必要がある
- 大切なのは、人に伝わるアウトプットのためには、ひたすら練習を重ねなくてはいけないということだ
- スティーブ・ジョブズは細部まで徹底的にこだわり抜き、5分のプレゼンの準備に数百時間を費やしたと言われている
- アウトプットをする際の準備では必ずメモをとる
- プレゼンの練習のように一人でアウトプットの練習をするのも良い
- コミュニケーション力を高めるために話をする練習をする
- ただし、理想的なアウトプットは誰かと話をすること
- 6歳児にもわかるように説明する。さらに相手の立場や職業にからめて話すと効果的
- アインシュタインの名言「6歳児に説明できないようでは、本当に理解したとはいえない」
- 本の感想は著者と自分の主張を織り交ぜて伝えよう
- 相手の興味を引くには再現性だけではなく、汎用性も意識する
- ギャップ法、反復法、比喩法、断定法、感情報を覚えて聞き手の興味を引く
第5章 金川式最強の読書スタイル
- 生活のルーティーンに読書を取り組む
- スキマ時間に本を読むときはスマホをカバンにしまう
- モチベーションを上げるためには、理想を紙に書いて見えるようにする
- 本を読む場所を変えて記憶に長く残す
- アメリカでベストセラーになった勉強法の本「脳が認める勉強法」によれば、いろいろな環境で勉強したほうが長く記憶に残るそうだ
- 複数の分野で100分の1の存在になる
- 集中力を高めるには、ポモドーロ・テクニックを活用した「締切効果」を活用する
- 難しい本や「YouTube図書館」で概要をつかむものアリ!
